目次
第1部 令和を生きる新時代の経営 前沢永壽
まえがき
第1章「利益」ではなく「儲け」を出せ
第2章すべては月次決算から始まる
第3章経営者は「合理的かつ人間らしく」
第4章想いを社員に伝え続ける
第5章100年続く企業にするために
第2部 公式メールマガジン 経営の哲学 前沢寿博
第1章社長
第2章会社
第3章営業・販売
第4章経営の数字
第5章事業承継
第6章人と組織
第7章税理士の役割
本書を創刊するにあたり
商品概要
新型コロナウィルスが急速に拡大し、世界経済は一時停止の状況に追い込まれました。
日本も古くはオイルショック、バブル崩壊、リーマンショックといくつかの経済危機を経験してきましたが、今回のショックは、これまで以上に深刻な影響をもたらすものと考えられています。
ただ、一時的な混乱が起きても、時代のトレンドは基本的に変わりません。ひとつは失われた20年とも呼ばれる平成期を経て、すっかり色あせ凋落してしまった日本経済。令和になっても”稼ぐ力”が復調する気配はありません。
そして、もうひとつは資本主義の強化です。リーマンショックの後、金融により過ぎた面に見直しがありましたが、いまや米中が資本主義経済社会で対立しています。
このコロナショックの後にも、生きるためには稼ぐ必要があり、稼がなければ市場から淘汰されるという資本主義の厳しい現実が待ち構えています。
幸い、資本主義の本質的なルールは何も変わっていません。「良い商品」をつくり、「良いお客」とつき合い、「良い社員」と一緒に仕事をする。そしてこれを徹底する以外に、厳しい時代を生き残る術はありません。
本書は、2部構成となっています。第1部は、昭和、平成、令和と時代をまたぎ数多の企業をみてきた会長の前沢永壽が、コロナショック後の資本主義社会を生き抜くために、儲けを出しにくい時代の企業経営戦略の礎となる心得をまとめました。
第2部は、2017年より理事長の前沢寿博が、顧問先の皆さまに配信してきたメールマガジン「企業経営の王道」の60号までを再編集したものです。経営現場で奮闘する多忙な経営者の方々が、経営のヒントを拾い読みできるように読みやすくまとめました。