マエサワ税理士法人公式メールマガジン前沢寿博の「企業経営の王道」

創造力の重要さ

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マエサワ税理士法人
前沢寿博の「企業経営の王道」

[第220号] 創造力の重要さ

2025年12月3日 配信
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【マエサワ税理士法人 経営の哲学 其の220】

『途切れぬ情熱』

経営に必要な創造力とは、儲けに繋がる新たな商品や付加価値を生み出したり、経営課題への柔軟な対処を考え実行する力のことを指す。

儲けるためのあらゆる挑戦にその創造力は必要であり、経営のトップたる社長に最も発揮して頂きたい力である。

稼ぐためのビジョンとそれに失敗した場合のビジョン。そのどちらのビジョンも併せ持てるよう資金と心に余裕を持ち、今日もあくなきチャレンジを続けて頂きたい。

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いよいよ師走を迎えました。2025年もあっという間の1年でした。無事本年を過ごせたことへの感謝と来年へ向けての希望を持って残りのひと月を過ごしてまいります。

儲けのサイクルに乗るための創造力

さて、前号ではある顧問先様の事例をご紹介させていただきました。『業績が良い時は気持ちにも財務的にもゆとりがあることが多い。だからこそこういった時には繁忙時期にはやりたくてもできなかったこと、手をかけると時間がかかるようなことをすべき』、『人を部門間でフレキシブルに動かすことができることは経営的に考えれば人件費を固定費ではなく、変動費として捉えられる。稼げるときには人件費をかけ、そうでないときは人件費をかけないという戦術が取れる』というお話です。今回はその続きです。

これ以外にも印象深い話がありました。それは『創造力を豊かにして物事を考える』ということです。例えば上司が部下を叱る際に創造力なく部下を叱ってしまうとマイクロマネジメントをするようになってしまうというものです。マイクロマネジメントとは、上司が部下や新人に対し、細かく管理してしまう「過干渉」を意味します。心配性や失敗を過度に恐れたり、上司のやり方で進めたいという管理職によく見られます。

小さなところばかりに目がいってしまい、そこばかりを注意しているその思考回路では、全体を見誤るということはよくあることです。社長はそうならないために圧倒的な経験による超高速な論理思考が必要だとおっしゃっていました。

会社が生き延びていくためには①よい商品、②よい顧客、③①と②をよく理解した社員が必要ですが、どれもよくしていくためには圧倒的な「創造力」が求められます。人の二番煎じばかりでは長続きはしません。創造力は言い方を変えれば情熱とも言えるでしょう。社長の持つ情熱が熱ければ熱いほど、周りにもそれが伝播し順回転でよくなっていくでしょうし、そうでなければ逆回転し、負のスパイラルになってしまいます。

①よい商品、②よい顧客、③よい社員を創っていくためには社員への教育が必要になってきます。そのためにも前回メールマガジンの通り、会社と社長に余裕がなければ社員教育をうまくできません。会社の財務と社長の精神的ゆとりです。

会社が成長した先を思い描き行動すること

問題が起きてからその問題に向き合って対応して解決する。一見すると自然な対応に見えますが、そうではありません。これでは受け身になってしまい、対応が後手後手になってしまいます。

先に仕掛けることが重要です。つまり始まる前に将来起きそうなことを想像しながら、今どんな行動を起こすか、が重要ということです。まさに仕掛けですね。「言うは易く行うは難し」ですが、経営はまさにこれです。自分の会社をどうしていきたいか?がまず最初で、それに向かってどうしたらそうなれるかを考えます。目標が曖昧なのにその目標を達成しようとしても達成しようがありません。

マエサワ税理士法人でも職員には「税務会計と同じだけ経営助言が重要だ」ということを申し上げております。経営助言といっても社長は1年365日、自社経営を考え続けているので、そうした社長と張り合うような意味で経営助言は難しいものがあります。ただ広い意味で経営助言を考えれば、マエサワ税理士法人には550社前後の顧問先様がおり、550通りの経営を見させて頂いております。様々な業種業態の企業があり、様々な規模の企業があります。社長の考え方も十人十色どころか千人千様です。

稼げる社長とそうでない社長がいるとすれば、それぞれに特徴が見て取れます。そういったところからの経営助言というのは我々には十分できるところかと考えております。またそこがなければ我々の存在意義はないものだと考えております。

そのためには顧問先社長がどんな会社にしたいと思っていらっしゃるのか、現状はどうなっているのか、将来の目標に対して今の会社の立ち位置はどこか、そしてどんな課題があるのか、課題を克服するためには何が必要なのか、これをマエサワ税理士法人の職員一人一人が本気で考えていかなければなりません。

やはり硬直的な考えでは変化の激しい令和の時代を生き残っていくことは困難です。創造力を豊かにして、売れる商品、適正価格で買って頂ける顧客、そしてどうやったら顧客の役に立てるかを考えられる社員を育て続けることが社長の最大の仕事です。

マエサワ税理士法人と職員一同はこれからも成長するための努力を厭わず、そして顧問先様への役立ちを第一に考えてまいります。