マエサワ税理士法人公式メールマガジン前沢寿博の「企業経営の王道」

マエサワと顧問先様との関係性

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マエサワ税理士法人
前沢寿博の「企業経営の王道」

[第118号] マエサワと顧問先様との関係性

2022年1月12日 配信
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【マエサワ税理士法人 経営の哲学 其の118】

『発展する儲けのために』

経営のサポートではなく、経営者のパートナーを目指す。
共に戦うと決めたとき我々には、当たり前のことは当たり前にやり、その上で儲けのお手伝いとなるサービスの提供が求められる。
十人十色の経営者それぞれが何を求めているのか?
経営者思考の幅を広げ、一つでも儲けに繋がる提案ができるよう邁進していきたい。

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マエサワ税理士法人では、内容を刷新した新しいパンフレットを製作いたしました。
会計事務所のパンフレットというと、ほとんどのパンフレットが「うちの事務所では記帳代行できます。事業承継の提案ができます。M&Aの提案ができます。事業再生の支援ができます…」など会計事務所ができることを書き連ねているイメージがあります。マエサワ税理士法人のこれまでのパンフレットも半分以上はそういった情報を組み込んでおりました。

顧問先経営者がマエサワ税理士法人に求めるサービスとは?

この発想はプロダクトアウトの発想です。プロダクトアウトとは、商品開発や生産、販売活動を行う上で、買い手(顧客)のニーズよりも企業側の理論を優先させることをいいます。「作り手がいいと思うものを作る」「作ったものを売る」という発想です。

マエサワ税理士法人とご契約頂いている顧問先様は600社。そこには600通りの経営をされる経営者がいらっしゃいます。また一人の経営者の中でも考え方が変わる場合もございます。

そのような顧問先様に対してマエサワ税理士法人はこんなことができる、あんなことができると訴えたところで顧問先様のニーズに合っていなければあまり意味のある話にはなりません。

だとすれば、マエサワ税理士法人は顧問先様に何を提供できるかではなく、顧問先様がマエサワ税理士法人に何を欲しているか、が重要になってきます。マエサワ税理士法人の答えは「儲けのお手伝い」です。なぜならコロナ禍により経済力が衰えている今、儲けることが企業が生き残るための唯一の道だからです。これがマーケットインの発想です。マーケットインとはニーズを優先し、顧客の声や視点を重視して商品の企画・開発を行い、提供していくことをいいます。「顧客が望むものを作る」「売れるものだけを作り、提供する」という発想です。

どんな商売でも同じですが、相手の欲する商品、製品、サービスを提供できなければ儲けを出すことはできません。つまりその意味でのよい商品、製品、サービスを創り出すこと。そしてそれを買って頂くよい顧客を持つこと、すなわち価値に見合った価格で買って頂ける顧客を創り出すこと。そしてよい商品とよい顧客をよく理解している社員を持つこと。これが儲けを出すのに欠かせない3つの要素となります。

マエサワ税理士法人は他の会計事務所と差別化するために徹底的に「顧問先社長の欲するサービス」にこだわります。これはすなわち儲けに対するご提案になると私は考えております。経理のところだけでなく、むしろ社長に常に寄り添うポジションに居続けられる存在でありたいし、居なければならないと考えます。

会計事務所ですから税務会計は常に最新情報を適時適切に入手し、月次監査での経理処理あるいは決算処理を適切に実行するのは当然ですし、どのタイミングでどれくらいの税金を納付する必要があるか、という基本的なことをしっかりやっていくのは当然のことです。

そういった基本的なところはしっかりやらせて頂いた上で、その先に儲けのお手伝いにかかるご提案がございます。マーケットインの発想はまさに儲けのお手伝いそのものであるといえます。

顧問先と共に”質の拡大”を目指す

税務会計をはじめとする知識はマエサワ税理士法人内で職員が互いに切磋琢磨していくことで高めていくことができます。しかし社長へ儲けのお手伝いのための提案をさせて頂くためには、マエサワ税理士法人職員それぞれに知識が必要なのはもちろんですが、社長が何を欲しているかに気づく力も必要です。それがなければ提案もピントがずれてしまいます。

相手の立場に立ってものを考える力、役立とうとする気持ち、気づこうとする気持ちがなければ儲けのお手伝いなどなかなかできるものではありません。これは誰かと切磋琢磨するというよりは自分自身との闘いという要素が強いものです。自分自身との闘い故にその結果や効果は見えにくいです。そして、あくまで、最終的な評価は社長にして頂くものです。

顧問先様の社長とマエサワ税理士法人の担当者がともにド真剣に商売でどう儲けるかを考え続けることで、互いの信頼関係をより強くし、それが顧問先様の儲けに繋がると私は信じております。お互いのレベルをさらに上げることでその周りにはさらにレベルの高い人が集まってきます。そうすれば顧問先様とマエサワ税理士法人が成長していき、激しい二極化においても上のレベルにいくことができるのではないでしょうか。

マエサワ税理士法人は単に税務会計だけに特化したサービスだけでなく、経営者の皆様が経営されている事業に強い関心をもってその事業の儲けに繋がる提案業務を同時に実行していく事務所であり続けたいと考えております。

まだまだ至らぬ点が多々ございますが、前向きに知識も心も成長させて、顧問先様と共に歩んでいけるようやってまいりますのでどうぞ宜しくお願い致します。

なお、新しいマエサワ税理士法人のパンフレットは下記URLよりご覧頂けますので、一度ご覧頂ければ幸いです。紙ベースのパンフレットももちろんございますので、マエサワ担当者にお申し付けください。

会社案内パンフレット:https://maesawa.org/pdf/