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マエサワ税理士法人
前沢寿博の「企業経営の王道」
[第227号] 顧問先様へ我々が提供できること
2026年3月11日 配信
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【マエサワ税理士法人 経営の哲学 其の227】
『孤独になりがちな経営者へ』
経営者の悩みの多くはお金に起因し、その重圧は社員にも家族にも明かせず孤独を深めるものである。
我々は利益を生み出す魔法は持たないが、悩みを受け止め儲かる未来を共に描くことはできる。
ひとりで抱え込まない経営こそが未来を拓く、その確信を示す存在でありたい。
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2月から3月は所得税確定申告の時期です。マエサワ税理士法人の職員もこの時期は土日もなく事務所に来て申告業務を進めております。職員にとっては年の中でも最も残業が多くなり、疲労がたまる時期でもあります。土日祝日を問わず、業務を完遂しようとする責任感には感謝しかありません。
経営者が抱える静かな悩み
さて話は変わりますが、経営に関する悩みは業況が良くない社長にとっては当然ですが、たとえ業況が良い社長であっても尽きません。もちろん順風満帆の業績を出されている社長とお話ししていると、外見には圧倒的な自信が溢れています。しかしそんな社長でも実は経営の悩みを抱えられていることは少なくありません。
月次監査の際に、社長から経営のご相談をいただくことが多々ございます。それはおそらく我々が月次監査を行っており、会社の数字の動きを理解しているからでしょう。
現在、マエサワ税理士法人には500社以上の顧問先様があり、様々な業種業態の顧問先様がいらっしゃいます。つまり500人の社長の経営の仕方を拝見していることになります。これはマエサワ税理士法人にとって500社の生の経営を見ていることになり、大きな財産になっています。
先ほど申し上げた通り、自分で借金をしていない者に借金の本当の苦しみを理解できない部分があるのは事実としても、そういった多くの社長とお話しさせて頂く中で、他人事でなく自分事として考えていく癖が身についていきます。またそのようにならなければ社長の皆様に耳を傾けて頂ける存在にはなりえませんし、社長の役に立つことなど夢のまた夢ということになってしまいます。
直接的に我々が顧問先様で見ているのは数字だけ、ということを申し上げましたが、これだけではやはり足りません。契約書や請求書だけを見ていても実態としてどんな取引をされているかわからないことが少なくありません。
そういう意味でマエサワ税理士法人は「現場主義」を大切にしています。工場のある会社であれば工場を拝見しなくてはどの様な工程でどの様な製品が生産されているかはわかりませんし、物流会社であれば倉庫を見なければ、製品がどのように動いているかわかりません。在庫の状況を知るにも倉庫を拝見しなければ適切な提案もできません。
逆に言えば、現場を知ることで請求書を見てもイメージがつくようになります。それにより数字だけを見ているより格段に正確な数字の把握につながります。何より社長とお話しをする際に、お互いが同じものを頭にイメージしながらお話しが進められるので、我々もより実態に即したご提案が可能になります。
しかしこれらは会計事務所が最も苦手とするところかもしれません。申告書を作ることこそが仕事だとする会計事務所が多いのも事実です。そして、通り一遍の申告書を作るためだけであるならば、現場主義は必ずしも必要なものではないのです。
マエサワ税理士法人は「申告書作成」の先にある、社長の儲けに対するお役立ちを目指しております。様々な分野の経営を直に見て、それと同時に世の中全体の経済の流れをつかんでいかなくては、なかなか会社ごとに個別具体的な提案などできるものではありません。
「会社の数字の動きを理解している」ことから我々職業会計人は「経営そのもの」も熟知しているように見られがちですが、実は個人個人によって感度はだいぶ違います。我々が直接的に見ているのは顧問先様の経理から弾き出された数字がほとんどです。日々、社長や社員の皆様が働かれている現場を逐次見ているわけではありません。
会社で金融機関から借金をすることがありますが、その際、我々が社長と金融機関へ同行することはあっても、我々が金融機関から借金をすることはまずありません。住宅ローンで借り入れるくらいです。
そんな我々が真に社長の会社経営に対するストレスについて自分事として感じるのは実に難しいという現実があります。
未来を共に考えるパートナーとして
現場主義を大切にしていくことで、我々が持っている税務会計の知識と様々な社長の経営を見てきた経験値をぶつけ合い、将来について社長と喧々諤々と検討していくことは可能になると考えています。
「工場を見学させてください」「店舗を回らせてください」などのリクエストがマエサワの担当者から出てくることがあると思います。それはお役に立ちたいという意識の現れです。お忙しいかと思いますが、許可をいただけますと幸甚です。
将来について考えていくのに最も重視すべきは「社長が自社の将来をどうしたいか」です。子供に譲っていくのも一つです。あるいは有能な社員に譲っていくこともあるかもしれません。さらにはそういった後継者がいない場合にはM&Aなどの選択肢もあるかもしれません。
まずは社長の将来への夢や希望、場合によっては不安を我々が伺って、それに向けてどのような準備を今からしたらいいか、これからの会計事務所にはこういった部分が今まで以上に求められるように感じます。
こういったご相談ができるマエサワ税理士法人であり続けたいと考えております。どうか社長の会社の未来についてマエサワ税理士法人にお話しください。